2022年の夏はミストシステムで熱中症対策を企業用に
2022年は冬が暖冬であったように、夏も平年より高めの気温になると予想されます。
地球温暖化などの影響ともいわれていますが、近年は夏場になると猛暑日が増えており、 ちょっと外を歩くだけでも大量の汗が流れ出します。
そのような状況では、 熱中症で倒れる人も多くなりますから余裕を持って熱中症対策をしなければいけません。
水分と塩分の補給をこまめに行い日陰にて体を冷やすことは個人でできる効果的な熱中症対策ですが、 企業も従業員が安心して働けるような環境づくりを求められています。
そこで導入を検討したら良いのがミストシステムです。ミストシステムは、 装置から噴出されるミストによって周辺の温度を下げます。ミストは、普通の水とは違い、 とても小さい粒子なので人が触れても濡れることはなくすぐに蒸発します。
その水の粒子が蒸発するときには、気化熱で周辺から熱を奪うので温度が下がります。
オフィスの冷房は冷えすぎて逆に体調を崩す人がいますが、 このやり方であれば穏やかに冷却ができますから普段どおりに仕事ができます。
どのくらいの冷却ができるのかというと、条件によって変わりますが、 一般的に周辺の温度よりも3度から5度位は冷やせます。
そんなミスト装置を動かすための電力は必要ですがエアコンを動かすよりも大幅に少なく、 冷却するために重要なのは水もミストですからごく僅かな量ですみます。そして冷却ができる範囲が広いので、 効率的に空間を冷やせます。
必要なことであってもなるべくコストをかけたくない企業にとっては、 維持費が安く済むミストシステムは魅力的な存在です。
また、エアコンであれば室内の空気から熱エネルギーを集め、室外機で排出することで冷却を行っています。
そそのため、室内の温度は下がっても室外機の周辺温度は上昇してしまいます。
その点、気化熱は同じ用に熱エネルギーを周囲の空間から奪っていますが、 廃熱はしていませんから周辺の環境に与える影響は少ないです。 そしてCO2の排出量も減らせることから、環境保護に貢献したい企業には最適です。
企業が熱中症対策としてミストシステムを導入するメリットは他にもあります。
エアコンを導入するときには、かなり大がかなりな工事をしなければいけません。
しかし、ミストシステムは、水道に装置をつなげればいいので初期費用を抑えられます。
しかも、工場や屋外のように粉塵や土埃が舞い散る場所であれば、ミストによって地面に落とすことができますから、 従業員の作業環境はより快適になります。