日本シリーズの野球場にミストシステムで観戦中も快適に
野球場のミストシステム設置は、観戦中の観客を快適に過ごせることができ尚且つ熱中症対策に役立ちます。
ミストシステムのミストは、水分を細かく空気中に噴霧することで、ごく少量でも効率的に気化熱を発生させます。
この為、湿度が上がって汗が乾きにくくなる心配はありませんし、むしろ速やかに乾くので熱中症予防に繋がります。
また衣服が湿って濡れる感じは限られるので、不意に冷たく感じるような心配もないのが魅力的です。適度な湿り感は生じますが、長く衣服に留まるものではないので、直ぐに乾いて気化熱が飛んでいきます。
野球場で発生する熱中症は、観客による熱気や風の流れの停滞が問題で、これらが組み合わさることで具合を悪くする人が出てきます。ところが、細かな霧を作り出すミストシステムであれば、ミストが空間に清涼感を与え、同時に熱が体内に留まるのを防ぎます。
ミストが周辺温度を下げる働きは確認されていますし、体感温度が下がることも分かっています。
ミストシステムなら、水の量や頻度をコントロールするのはお手の物ですし、何より設置要件が易しいので大小様々な野球場で導入の検討が行なえます。
熱中症対策は、公共施設を提供する運営者にとって、避けて通ることができないものです。
屋内なら空調設備の導入で対応できますが、屋外となるとそれも難しくなります。
屋根のないオープンタイプの野球場は特に、夏場のデーゲームの熱中症対策も必要不可欠です。
高温多湿の日本で厄介なのは、日が暮れた夕方以降も蒸し暑さが残ることです。
直射日光が当たらないからといっても油断できませんし、水分補給や発汗対策をとらなければ、やはり熱中症のリスクは上がります。
水分補給は観戦者の責任ですが、過ごしすい環境を整えて提供するのは野球場側の課題です。
ファンで風を起こしたり、局所的な空調を導入する選択肢はありますが、効果と経済性を総合的に考慮すると、いずれも一長一短です。
しかし、ミストシステムは広範囲に効果が期待できて、しかも経済性が優れる強みを持ちます。
ミストという広がりやすい性質を、水道水で作り出すわけですから、総合的に費用対効果のバランスが良いのは当然です。
加えて実績がありますし、今も続々と全国各地の様々な公共施設において、導入が行われています。
熱中症は自覚が難しく、気がついた時には体が動かないケースが少なくないので、熱中症対策は欠かせないといえます。
細かなミストは視界を遮りませんし、観戦を邪魔する心配もありませんから、このような施設に最適です。